消臭剤「ニオイノンノ」の成分表と使用例
成分
松、椿、カタバミの抽出エキス
分析結果
| 成分 | 分析値 | 成分 | 分析値 |
|
ナトリウム カルシウム 鉄 マグネシウム ケイ素 窒素 硫酸イオン 有機物(強熱減量) 無機物(灰分) 蒸発残留物 |
41mg/l 33mg/l 1.8mg/l 3.3mg/l 7.4mg/l 97mg/l 41mg/l 13.7% 0.1% 13.8% |
水分 導電率 pH リン カリウム 銅 カドミウム 鉛 ひ素 |
84.0% 430μs/cm 3.0(20.0℃) 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 不検出 |
分析方法
高周波プラズマ発光分光分析装置
(ICAP-575 II)及び衛星試験法注解による。
不検出とは定量限界値未満の意味である。
試験目的
供試品について、OECD化学物質毒性試験指針(1987)に準拠し、マウスにおける毒性経口毒性試験を行う。
供試品
ニオイノンノ
性状:無色透明の液体
試験動物
ICR系マウス雌雄(日本エスエルシー株式会社生産)を用いた。試験動物は4週齢にて導入し、約1週間予備飼育を行い健康に異常のないことを確認し、5週齢で試験に使用した。
試験動物は室温23±2℃、照明時間12時間/日に設定した飼育室で、合成樹脂製ケージに10匹ずつ無作為に収容し、飼育した。
飼料(マウス、ラット用固形飼料〔F-2飼育、船橋農場〕)及び飲料水(水道水)は事由に摂取させた。
試験液の調整
供試品そのものを試験液とした。
試験方法
試験動物は投与前約4週間より絶食させた。1用量につきマウス10匹を用いた。
体重を測定した後、雌雄ともに13.9、16.7及び20.0ml/kgの3用量(公比1.2)を設定し、マウス胃ゾンデを用いて強制経口単回投与した。
観察期間は14日間とし、投与日は頻回観察を行い、翌日より、1日1回の観察を行った。試験期間終了時に動物をすべて解剖し、異常の有無を肉眼的に検索した。
試験結果
(1)死亡例及び死亡率(下記の表-1.2参照)
雌雄ともに、観察期間中に死亡例は認められなかった。
(2)臨床症状
雌雄ともすべての試験動物に、異常は認められなかった。
(3)体重変化(下記の表-3.4参照)
投与後1、2週目の体重測定では、雌雄ともに体重増加抑制は認められなかった。
(4)剖検所見
観察終了後の剖検では、雌雄ともに主要臓器に異常は認められなかった。
考察
供試品について、マウスにおける急性経口毒性試験を実施した。
OECD化学物質毒性試験指針(1987)では、被験物質が水溶液の場合、投与量は体重100gあたり2ml(20ml/kg)を超えてはならないと指示しており、本試験では、この投与し得る最高用量で死亡例は認めなれなかった。
したがって、供試品のマウスにおける経口単回投与による致死量は、雌雄ともに20ml/kg以上であるものと認められた。
試験依頼先 財団法人 日本食品分析センター
試験成績書発行年月日 平成3年2月13日
試験成績書発行番号 第NA63120251号
| 使用 月日 |
散布 方法 |
散布量 | 使用 時間 |
成績 | 使用 時刻 |
成績 | 抑留 件数 |
||||||
| 朝10 | 時11 | 時12 | 時13 | 時14 | 時15 | 時16 | 時17 | ||||||
| 6月10日(月) | 噴 霧 器 に て 散 布 |
13坪に対し 毎回600c.c. 使用 |
9時半 | - | ± | + | + | 13時半 | - | ± | + | + | 110頭 |
| 6月11日(火) | - | - | ± | + | - | - | ± | + | 180 | ||||
| 6月12日(水) | - | - | - | ± | - | - | - | ± | 171 | ||||
| 6月13日(木) | - | - | ± | ± | - | - | ± | ± | 215 | ||||
| 6月14日(金) | - | - | - | - | - | - | - | - | 100 | ||||
| 6月15日(土) | - | - | - | ± | - | - | - | - | 132 | ||||
| 実験区分 | 悪臭が消失した | 変化がない | その他御気付の件 |
| 便所 | ◎ | ||
| 靴下 | ◎ | ||
| オムツ | ◎ | ||
| 下水 | ◎ | ||
| 廃魚類 | ◎ | ||
| 畜舎 | ◎ | 犬(鶏) 豚(牛) | |
| その他 | 特に馬鈴薯のくさった臭いがよく消えた。 牛舎に1ヶ月散布した処ハエがすくなくなり約7kg太った。 |
||
表-1 死亡例及び死亡率(雄)
| 投与量(ml/kg) | 投与日(時) | 投与後(日) | 死亡率 | ||||||||
| <1 | 5 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7~13 | 14 | ||
| 13.9 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0/10 |
| 16.7 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0/10 |
| 20.0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0/10 |
表-2 死亡例及び死亡率(雌)
| 投与量(ml/kg) | 投与日(時) | 投与後(日) | 死亡率 | ||||||||
| <1 | 5 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7~13 | 14 | ||
| 13.9 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0/10 |
| 16.7 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0/10 |
| 20.0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0/10 |
表-3 体重変化*(雄)
| 投与量(ml/kg) | 投与前 | 投与後 | |
| 7日 | 14日 | ||
| 13.9 | 28.1±0.8(10) | 33.9±1.8(10) | 38.4±2.4(10) |
| 16.7 | 28.3±1.0(10) | 33.6±2.8(10) | 37.1±2.7(10) |
| 2.0 | 28.2±0.9(10) | 33.2±1.6(10) | 36.6±2.2(10) |
表-4 体重変化*(雌)
| 投与量(ml/kg) | 投与前 | 投与後 | |
| 7日 | 14日 | ||
| 13.9 | 24.2±0.6(10) | 26.9±1.5(10) | 29.8±1.5(10) |
| 16.7 | 24.0±0.7(10) | 26.5±1.2(10) | 29.5±1.9(10) |
| 2.0 | 23.7±0.6(10) | 25.6±1.0(10) | 28.5±0.9(10) |